最近、僕がハマっているフィルムカメラ。
フィルムカメラに付き物なのはフィルムであり、もちろん現像に出さないと写真は見れませんよね。
すっかりデジタルが普及してしまって、さらには携帯電話でも高画質な写真が撮れてしまう昨今、昔ながらの店舗で写真を現像してくれるところなんて皆無。
僕も少し前までは某ックカメラで顔の見えない相手に現像をお願いしておりました。
もちろん家電量販店に現像を出すことを悪いことだとは言ってないです、念のため。
札幌菊水写真現像所
札幌で個人でやられている数少ない現像所。
実は少し前まで近代美術館近くにあるD&DEPERTMENT内に入っていたマッキナフォトさんという写真屋さんがこちらのオーナー。
D&Dからは今年の3月いっぱいで出てしまったのですが、スタジオも兼ねているこちらでまだ現像はやってくれるとのこと。
スタジオの前にバイクラックなんかが置いてあることから店主の自転車好きが伺えます。
マッキナフォトが正か、札幌菊水写真現像所が正なのかはわかりませんが、マッキナフォトはスタジオの名前、札幌菊水写真現像所は現像所としての名前、と言ったところでしょうか。
受付方法
基本的には郵送プリントという形を取っているようです。
でも僕は往復の送料がもったいないので（往復の送料と振込手数料で36枚同時プリントできちゃうから）電話してフィルムを自転車で持って行って、引き取りも自転車です。雨に打たれても自転車です。事前確認の上。
もしこのブログを見て、現像に出してみよう！と思った方は上記の方法で可能かオーナー本人にお問い合わせください。
実際にプリントまでして受け取ってきたものがこちら。
サンローゼの明細が好感持てますね。
USB持ち込みでスキャンデータも入れてくれます（+100円）
一応プリントは必須なのですが、データだけで！と言えば対応してくれそうです。(要問い合わせ)
でもせっかくなのでプリントもしましょう。
気難しいオッサンと思われそうですが、「写真」は銀塩プリントをして手に取れる状態になってはじめて「写真」なので。（笑
そしてやっぱり実際手で触れるって実は大切なことだなぁ、なんて思ってます。
写真に関してはバリバリのデジタル世代ですけどね、、
実際にプリントしてもらった写真
現像してもらった写真を何枚か。
先日のrawlow mountain worksのスウェットの写真もこちらで。
阿寒の硫黄山。
水たまり。
ミズバショウ。
路肩の花壇に咲いているチューリップ。
サイクリングロードの桜。
というわけで
実際現像に出してみて、同じ条件で比べることができないのですが、おそらく家電量販店よりもだいぶ気を遣って現像してくれていると思います。
微調整というか、サジ加減というか、一応好みは伝えるんですがバシっと現像してくれている気がしていて、なんとなく以前よりも写真が締まった印象。
スピード感も、立て込んでいなければ（基本立て込んでいないようです、、）その日のうちに受け取りも可能なようです。
緊急事態宣言が出ている中、多くの家電量販店がカメラコーナーの営業を自粛していたのですが、コチラの札幌菊水現像所は営業していたので、とても助かりました。
フィルム本体もいまはまだ販売用はないとのことですが、おいおい在庫していくようなので、フィルムカメラに関する全てをコチラで循環させていくことができればいいなぁ、と考えております。
まだまだ根強いユーザーがいるにも関わらず、どんどん無くなっていってしまうのは寂しいことですよね、、
写真屋さんが無くなれば、現像機や現像液も無くなるし、そのうちフィルム自体も無くなっていってしまったりするかもしれないですよね。
最後はちょっと湿っぽくなってしまいましたが、これからもお世話になりたいと思います。
それではまた！