みなさま、シルバーウィークの最後の三連休、いかがお過ごしでしたでしょうか。
我々は上川の大雪山連邦・黒岳に登ってきました!
黒岳のお膝元、層雲峡へ
層雲峡は北海道上川郡、その名の通りまわりを大雪山連邦をはじめとする山々に囲まれた峡谷に位置する温泉街であります。
小さい頃から層雲峡ってこういう断崖絶壁のイメージ。
写真正面は、(おそらく)先日の台風で土砂崩れがあった(らしい)場所。
ちなみにこの情報はその辺の登山おじさんが立ち話しているのを聞いただけなので、確証はありません。
22日(土)に層雲峡着。翌23日(日)に登山予定。
到着した日はけっこうな風雨で翌日の登山やロープウェイの運行も不安な状態でした。
写真奥がロープウェイ乗り場。
今回はすぐ下の茶色とベージュの三角屋根のホテルに宿泊しました。
HOTEL KUMOI
今回宿泊したこちらのホテルクモイさん。
登山と宿泊を決めたのが一週間前くらいだったので、あまり下調べせずにさっさと決めてしまったのですが、黒岳ロープウェイ徒歩1分という好立地。
エントランスはこんな感じ。
元々あった老舗の旅館を外資系が買い取ってリノベーションしたっぽい雰囲気満載でした。
そのせいか外国人観光客がとても多く、スタッフの方はみんな英語ペラペラです。
都度、スタッフに英語で促されたりすることもあり、本当に多いんだな、と感じました。
こういうの、ニセコのホテルでも見る気がするんですが、海外の方々は本当にこういうのを求めてるんでしょうか(笑
少し話脱線しますが、このエリアはセイコーマートやセブンイレブンなどのコンビニもご覧のようにシックな感じでまとめられておりました。
街中でも別にこれでいいのにね。
鍵は元々のルームキーそのままでした。
お部屋も和室を少し改装したくらい。
温泉リゾートを期待するとガッカリしますが、僕は登山目的なので、こんなものかなという感じ。(えらそう)
お食事
こちら夕食。
温泉街には食べ物屋さんも少ししかなく、あまり選べる感じではなかったので、夕食付を選んでおいて良かったです。
お座敷でものすごく和風なお膳なんですが、中身は「サフランライスとイカスミのなんちゃら」とか「子羊のローストなんちゃら」とか、洋風な感じでした。
「子羊のローストなんちゃら」
温泉宿とかでよくお鍋なんかが盛られていて、固形燃料で温めるアレで洋風なものを食べるのがちょっと不思議。
翌朝の朝食は海鮮丼。
お隣のおじさんが「刺身が薄い!」って文句言ってましたが、僕はそんなレベルじゃないくらいに全然量が足りなかったので、登山前にセイコーマートでおにぎりとパンを食べました。
朝はしっかり過ぎるほど食べたいので、バイキング形式が理想。
いざ黒岳!
ロープウェイ乗り場へ
朝は天気があまり良くなく、午後から晴れる予報だったので朝はゆっくりとして出掛けました。
こちらロープウェイ入口。
ロープウェイ入口の情報ボード。その日の5合目の気温や視界の良し悪しも記載してあります。この日はBad。
そうそう、当たり前のようにロープウェイ乗り場に来ていますが、下から登山する猛者ももちろんいます。
黒岳の標高は2000m弱、乗り場が700m弱くらいだと思うので、けっこうハードな登山ですよね。
なるべく楽して絶景を味わいたいので、もちろんロープウエイに乗ります。
超ラフな格好の観光客と登山客が賑わう乗り場。
超ラフな格好のまま、登山してる中国人もいましたけど(笑
日本一早い紅葉が見られることで有名ですが、ご覧の通り、ロープウェイ黒岳駅のある5合目はまだでした。
ちなみに片道7分、料金は往復大人1名1950円。
ちらっと赤や黄色になり始めてる部分もありました。
黒岳駅は視界最悪(笑
そして小雨も降ってる状態。
続いてリフト
黒岳駅を降りて少し歩くと次はリフト。
さらに楽をして7合目まで。
リフトの座面がびしゃびしゃなのは言うまでもないですね。
ここからも相変わらずのBadな視界。
リフトからは途中、紅葉が始まってる様子が見られました。
視界良くないですが、よく言うと幻想的。
足元にはチングルマの紅葉が見られます。
声に出して読みたい日本語、チングルマ。
足元に咲く紫の花はエゾオヤマノリンドウ。
リフトが到着する7合目はそれなりに色づいてきてました。
このあたりはリフトから地面の距離がけっく高くて楽しいです。
7合目に到着すると、少し晴れ間が見えてきました!
少し長くなってきたので、ここから先の登山は後編へ、としたいと思います。