さてさて、本日はちょっと寄り道しまして金沢に来たら絶対行きたいお店、おでんの「高砂」一本でいきたいと思います。
実は金沢1日目の夜にも行ったのですが、行列が凄すぎて断念した経緯がありました。
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金沢おでんとは
いろいろ調べてみると、京風のあっさりした出汁でいただくおでん、かと思いきやちゃんとした定義があるようで、車麩(くるまふ)、赤巻、ふかし、バイ貝、カニ面、金沢銀杏を使ったひろず、源助大根などの加賀野菜といった金沢独特の具を使ったものを「金沢おでん」と呼んでいるようです。
なので、出汁が京風、関東風というのはあまり関係ないみたいですね。
京風といえば、昨日行った東山やつはしさんのおでんは京風だったのかも。
この出汁ね。
高砂リベンジ
というわけで、前日失敗してエライ目に逢った高砂、妻と話し合って翌日リベンジすることにしました。
金沢2泊最高。
高砂は夕方4時に開店。
予約も受け付けているのですが、今回の旅の10日前に電話したらすでに満席、と思いきや、「当日枠もあるので覗いてみてください」とのこと。
とにかく前日の異常さに少し腰が引けたものの、それを上回る異常さで応戦。
4時開店の1時間以上前から並び始めました。
この日はここ最近の金沢では寒く、最高気温も7℃くらいで雨も降っていたので、僕だけ並んでおいて妻はどこか室内で時間を待ってもらうようにしました。
外はけっこう寒かったですが、そこは道民ナメんなよ、と他の追従を許さず、1時間以上前からお店の前に一人仁王立ち。
実際開店1時間前を切ったところで少しずつ人が並び始めて、30分前には長蛇の列。
いざ店内へ
お店に座ると飲み物を聞かれ、続いて「1時間くらいでお願いします」とお店の方から。
周りを見ていた印象ですが、カウンター10席程度、テーブル3卓、予約と当日が半々という感じでしょうか。
予約の人は並ばず入れるというだけで時間や応対が何か違うということはありませんでした。
おでんを愛するものすべてに平等という感じです。
こういうお店って、独特の緊張感があるというか、無駄口は叩かずただ静かに待たなければいけない雰囲気があって、僕はとても好きです。
誰かが言ったわけではないのですが、あくまでもお店側が主導であるということが感じられました。
おでんを食べずともこの時点で名店確定。
名店は開店前から待っても開店ちょっと前くらいに並んでも、どっちにしろ1時間くらい待つのでぜひ開店前に1時間待ちましょう。
まずはオススメから
おでん経験が年齢に伴っていないので、最初少しドキマギしてしまいますが、お店の方が察してくれて最初は珍しいものや金沢名産のもので盛り合わせを作ってくれます。
ちなみにおでんはメニューの札に値段が書いていないので、最初は少しビビると思います。
手前から赤巻、車麩、ふかし、奥がバイ貝と金沢ひろず。
具沢山な金沢ひろず。
次はお好みで
続いて2皿目、今回の旅ではなるべくキャッシュレスで支払い、手持ちの現金は使わないようにしていたので、もう値段が書いていないことは気にせず好きなものを頼みました。
つみれ、焼き豆腐、たこ、ふきに銀杏、すじ。あぁ、また食べたい(笑
高砂は京風ではなく、どちらかというと濃いめの関東風で、味噌ダレがまたとっても美味しかったんですよね。
妻はこのタイミングで熱燗(もっきり)と鯛わた汐辛を頼んでいました。
気になるお値段は
ビビりながらも1時間たっぷり2皿とお酒2杯くらいで、2人で7000~8000円とそれほどビックリするような金額ではなかったです。
僕らよりも明らかに飲食時間が短いであろう先に帰った人が、ことごとく1万円オーバーだったのですが、それはおそらくカニ面を頼んでいたからなのでしょう…カニはけっこうするもんね。
ただ、注文時には正直ちゃんと値段をカウントしている感じがまったくないのです。
おでんの仕切り毎に値段が分けられているとか…どちらにせよけっこうアバウトなのかもしれませんね(笑
というわけで
絶対行ってみたかった金沢おでんの高砂、大変満足いたしました。
正直まだまだ行ってみたいお店はたくさんあったのですが、詰め込み過ぎない旅を心掛けていたので、ちょっと余裕があるくらいが良かったのではと思っております。でなければ1時間以上も並べませんからね、、
1936年創業以来、石川県金沢市に店を構える金沢おでんの老舗「おでん高砂」です。定番のおでんダネをはじめ、金沢の特産物を…
というわけで、番外編はこの辺で。
それではまた!