いやいや、すっかり寒くなってきて長い長~い冬がやってきました。
最近(と言っても頻度はかなり低め)はキャンプばかりの記事になっていましたが、本日は久しぶりに私が愛してやまない上着の話。
極寒地仕様のNorthumbria
ご存知、Made in EnglandであるBarbourにはモデルによっていろいろな丈の長さ、ワックスコットンの厚さ、ポケットの種類等があったりするのですが、久々に購入したこちらのBarbourは、Northumbriaという極寒地仕様と言われているモデル。
こちらのノーザンブリア(もうカタカナで書くね)は1979年からバブアーにラインナップされていて、一度廃盤になっていますが、今は復刻モデルが普通に購入できるようです。
バブアーと言えば、カーキのようなくすんだ緑色(色名はセージ)を想像するかと思いますが、こちらは1979年から85年までに生産されたラスティックという色です。※ラスティック=錆のような
リプルーフしてあるので、かなり黒っぽい濡れ色に見えるのですが、ワックスが抜けてくると赤っぽく見えてくようです。
色の他にも他のバブアーと違うところがたくさんあって、特筆すべきはやはり生地の厚さでしょうか。
一般的なモデルは6oz(オンス)という厚さですが、ノーザンブリアは8oz。
他に8ozなのは、所有はしておりませんが、ソルウェイジッパーもかな?
かなり重厚感があって、持った感じも着た感じも重たいです。
あとはライニングがウールなので、とっても暖かいです。そう、本当にバブアー?というくらい暖かいのです。
調べるとマッキノンウールと言うそうですね。タータンからも英国ムードが漂っています。
すごいのはここから
ちなみに今回購入したバブアーは1982年製。なんと僕と同い年なのです…!
必ずこういったタグが付いているのですが、一番上のJ82という部分が年代を表しているそうです。
Jはおそらくロットなんかを意味するようですね。そしてC40というマイサイズであることも嬉しいです。
この寒い北国で自分と同い年のノーザンブリアを着ることにはかなり感慨深いものがあります…
すぐに袖を通してみましたが、なんというかカチッととして背筋が伸びるというか…きっと肩で生地が切り替わっているセットインスリーブであることもひとつカチッと感に寄与しているのではないかと感じています。
こちらはビデイルというおそらく一番着られているであろうモデルですが、バブアーの多くはラグランスリーブなのです。おそらく動きやすさはラグランの方が上ですが、カチッと感や仕事っぽさはセットインスリーブの方が良いですね。
その他のディテール
あとは、ジップも古いバブアーはYKKの棒ジップと呼ばれるものがついていたりしますね。
おそらく80年代中期くらい(確かではないです)こちらのリングジップが使われています。グローブなんかだとこっちの方が開け閉めしやすいですよね。棒ジップの方は無骨な感じでよいのですが、僕はリングジップの方が実用性があって好きです。
あとはホツレや破れが発生しやすい袖やポケット、裾も本当に綺麗な状態です。
40年以上も何やってたの?笑
というわけで
実は、数年着たヴィンテージバブアーを最近クリーニング&リワックスに出していて、そのあたりの話もしたいのですが、それはリワックスが上がってきたときに書ければと思っております。
ノーザンブリアは全然寒くはないのですが、やはりちょっと重たく、身体がその重さに耐えらるかどうか、、という感じなのですが、昨年からのジム通いも順調に結果がついてきている状態なので、重たい上着に耐えられるように今日もこれからジムに行ってきたいと思います。
それではまた!