今組んでいるSALSA CYCLE FARGOで思いのほか頭を悩ませたコクピット廻りの話。
バイクパッキング系の自転車を見れば見るほど悩むし、ポジション出しがとっても難しい自転車だということは散々聞いておりました。
SALSA WOOD CHIPPER
とにかくFARGOはFARGOらしく組もう!と決めて、写真のFARGOの完成車にも付いているSALSAのwood chipperというハンドルに決めました。
完成車についてるのはアルミですが、購入したのはカーボンモデルです
後ろから見るとこんな感じ↓
シルエットがきれいですね!
このバーは基本下ハンドルを持つように設計されているので、ハンドル高さなんかもコラムスペーサーを入れたり角度のついているステムを使ったりして高めに設定しているバイクが目立ちます。
ステムも悩ましかった
話ついでにステム選びについても。
(写真は先日来札したTKC productionsのテースケさんのMTB)
条件としては、
①突き出しは80~90mm
②角度がついていて少しライズしていた方が〇
①は単純にフレームサイズと今まで乗っている自転車の経験則から。
②はハンドルは高めに設定したいけど、コラムスペーサーはたくさん入れたくないという意。
マウンテンバイク用でよく使われているステムは角度つきのものが多いので、なんとなくマウンテンバイク用から選ぼうと思いました。タフそうだし。
いろいろ探したんですが、高性能カーボンコンポーネントブランドのENVEのマウンテンバイク用を調べてみると、85mmなんていうラインナップあるんですねー!
国内では全然みかけないこの長さ、海外オークションを探すと数は多くないものの、普通に出回っているようで、国内定価の半額くらいで新品を購入することができました。
国内でも頼めば取り寄せてくれるのかな?
6°角度がついています。
ENVEのロゴもロード用のそれとは位置が違いますね。
そんなわけで組付けの様子
ステムの方が長くなってしまいましたが、先日のクランク同様、こちらもすでに組付けてもらっています。
スペーサーはもう10mmくらい短くできそうですが、こんな具合。
真鍮のコラムスペーサーは何かのついでにBlue Lugさんで購入したもの。
*BL SELECT* brass tapered spacer | BLUE LUG ONLINE STORE
*BL SELECT* brass spacer | BLUE LUG ONLINE STORE
テーパーがついてるスペーサーがなかなか良さげ。
狙い通りに納まってくれています。
風雨にさらされると真鍮は黒っぽくなってくれるので、徐々に馴染んでいくのも狙い。
ハンドルバー、正面。
このフォルム、けっこう気に入ってます。
そんなわけで、だいぶ組み上がってきたFARGO。
メカ系も決まって、すでにオーダーしてあるので、完成は1月~2月ってところでしょうか。
いやー、楽しみですねー!