今年は雪がとけはじめてから無くなるまでが早かったですね。
が、世間を騒がせているCOVID-19のせいで、なかなか思い切って外出できないのが現状。
まぁ、なるべく人が集まらなさそうなところへは出てはいるんですが、、
というわけで本日は自転車シーズンの準備の話なんですが、かなりニッチな内容です。
バーテープにニスを塗る
リビングに吊ってある床の間ピスト。このバーテープにはニスを施工してあります。諸事情あって、堂々と外では乗れないんですが。
古いランドナーなんかのハンドルに多く見かけるこの手法、目的は僕自身イマイチよくわかっていないのですが、きっと防汚効果や少しの防水効果があったりするんでしょう。
あとはなんとなくいい雰囲気というだけで塗っています。
おススメはセラックニス
ニスにもいろいろ種類があるのですが、おススメ、というかほとんどの方はこちらのセラックニスを使っているようです。僕もこれ以外使ったことはありません。
セラックニスについて調べると、カイガラムシが分泌する虫体被覆物を精製して得られる樹枝状の物質とあって、正直あまり良いイメージがわかないのですが、みなさん使ってるというので、、
虫の分泌物から作るなんて、人間ってすごいですよね(笑
ニスを塗る前に
刷毛と麻紐を用意。
刷毛はもちろん塗る為ですが、麻紐はバーテープの端部の始末に使います。
塗る前のハンドルまわり。
バーテープの根本もとりあえずの黒いビニルテープ。
麻紐を巻いてゆきます。
ちなみに僕は自分でこの作業をやったことがなく、妻にやってもらっています。
麻紐の最後の始末は何度見ても理解できません。
妻は特別器用ではありませんが、物事をきちんと理解し進めるタイプ。一方の私は説明書を読まずに食べてしまうタイプ。
ピチっと巻いてくれました。
反対側も。
ニスを塗る
まだまだ外が寒い季節だったので、キッチンで施工。
片方だけ塗り終えました。
けっこう色が変わりますよね?
ちなみにバーテープはニスを吸い込みやすいコットンのバーテープにしましょう。
こちらは白いコットンのバーテープに塗ったもの。
ニス自体に黄褐色がついているので、塗り重ねることで色が濃くなっていきます。
これは7~8回塗り重ねていると思います。
用意した刷毛が少し小さかったかな。
もう少し濃くしたかったので、今回は最初から色がついているバーテープに塗りました。
最初の2~3回はバーテープがどんどんニスを吸い込んでいくので、あまり塗膜にならないのですが、吸い切ったあとは徐々に塗膜になっていきます。
これで4~5回くらいかな。
表面の毛羽立ちが少しあったので、この状態で数日乗って馴染ませました。
耐水ペーパーで研磨するという方法もあるようですが、僕はビビって素手で馴染ませることに。
最終的にはこんな感じ
少し乗って、また塗ってを繰り返すこと数回。
仕事から帰ってから塗っても翌朝には乾いているので、塗ってる途中だから自転車に乗れない!なんてことはありませんでした。
いいヌラヌラ感。
でもここまでヌラヌラにするとちょっと滑るんですよね、、
グローブを着ければ問題ないんですが。
ジルベルソーのサドルも何かの木型みたいに艶々だし、いったいどこへ向かっているのかわかりませんが、かなり満足しています(笑
ここからローカルネタ。
札幌では以前東急ハンズで手に入ったセラックニス。
久しぶりに買いに行ったら取り扱い終了とのことで、近くのホームセンター等を見て回ったのですが、見つけられず、しかたがなくwebで購入。
しかし、後日別件で寄ったLIXIL系のスーパービバホームに置いてありましたので、興味のある方はそちらでお買い求めください。
でも本当はこちら↓から購入してくれると嬉しいです。
それではまた!