次の5年へむけて【Re:w10works vol.2】

rew10works

というわけで、続きです。
前回のお話はこちらからどうぞ↓

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予期せぬ問題が浮上

rew10works

リペイントに関しては以前も塗装をお願いしているRondに塗装の相談をしています。

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ある日、「ヘッドバッジどうしましょう?」というメールをもらいました。
えっ、そんなの外して塗るに決まってるじゃん!と思ったんですが、現状はなかなかそうはいかないみたい。
接着だったり、ネジ留めしていることが多いようなんですが、上の写真の通りリベット(鋲)で留まっています。
ビルダーに直接問い合わせて聞いてみたところ、基本当工房ではないと難しく、金属加工に造詣がある人ではないと脱着はできないというお返事をいただきました。
かなり手間が掛かるけど、外してもらうのに一回送って、リペイント後にまた送る、なんてことも考えましたが、かなり現実的ではないので悩みました。
マスキングしてうまく塗る、なんて絶対あり得ない(笑

心当たりがありますよ

at Metal art Gulf

お仕事で付き合いのある金属加工を得意とする作家さん。
過去にピッカピカの真鍮のフェンダーを薬品で曇らせてもらったりもしているので、ブログ読んでくれている方はご存知かも。
金属加工に造詣、ありまくり。

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とりあえず写真を送って聞いてみたところ、できそう(!)とのことで、持ってきてとのありがたいお言葉をいただきました。

早速行ってきた

Ebetsu

metal art gulf

週末の朝っぱらから江別のIC付近にある工房にお邪魔してきました。

metal art gulf

metal art gulf

自転車と言うと専門ではないので構えてしまったそうですが、一度触るとそこは普段扱いなれた金属塊。
パッとパイプの中をのぞいて、どうすれば脱着できるか頼もしい答えをいただきました。

手早く確実な作業

ポンチを打つ

metal art gulf

リベット留めの場合はリベット部分にドリルで穴を開けて取り除かなくてはいけない、とのこと。
壊して外すってすごいよね、、

metal art gulf

こんな風にポンチ(って言いたい)を打ってドリルの芯がずれないようにマーキング。

ドリルで穴あけ

metal art gulf

大丈夫だと、信頼はしてるんですが、いざドリルを当てると緊張しますよね、、
まずは小さい穴を開けるそうです。たしか1.5mmのドリル。

ドリルで穴あけ2

metal art gulf

作業中にこんな近くで写真撮らせていただいて感謝…。
次はもうちょっと大きいドリル。たぶん2.0mmのドリル。

ドリルで穴あけ3(反対側)

metal art gulf

続いて反対側。先ほど開けた方は、見事リベットが除去されていますね!

とれた!

metal art gulf

僕の心配をよそに、バッジ本体を傷めることもなく、ものの10分くらいで外れました。
すごい!頼もしすぎる!

metal art gulf

ちなみに氏はこんなものを普段作っています。
銅と真鍮製のノミのぐい呑み。頭の部分がフタになってて、パカっと開いて飲み物を注げるようになってます。

ノミと呑みをかけた、それはそれは秀逸な作品。

こちらも基本はリベットで固定されているようなので、今回のような作業や取付もお手のもののようですね!

というわけで

metal art gulf

というわけで、きれいに外してもらって、今はフレームをRondに預けています。
できあがりが楽しみー!

Vol.1とだいぶ異なるテンションで書いていますが、あっさり取れたことが相当嬉しかったので、ご容赦ください。
それではまた!

 

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