【RETROTEC】twin-top FatBikeができましたよ

retrotec twin top fatbike

みなさま、大変ごぶさたしております。
そして2021年明けましておめでとうございます!(1月最終週)
本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、資格取得の為、予備校的なところに通っていたり、年が明けて仕事もまぁまぁ立て込んでいたりと、なかなかブログを書く時間も、そしてネタもありませんでしたが。

FatBikeが完成いたしました!

retrotec twin top fatbike

昨年8月に手に入れたアメリカのハンドメイドフレーム、RETROTEC。
おおよそのパーツ選びは10月には終わっていたのですが、未だ終息しないコロナ禍、その影響は自転車パーツの供給にも影響がありました。

retrotec

結局今年の夏まで来なさそう、なんていうパーツもあったりして自分で探したものもありますが、すべて揃ってからはいつもお世話になっているサムズバイクさんが神の速さで組んでくれました。

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スッキリさわやかに組む

retrotec twin top fatbike

こちら納車の時にお店の前で撮らせてもらった写真。
特にバイクチェック的なことはやりませんが、チャっと撮った写真で少しお付き合いください。

retrotec twin top fatbike

というわけで正面(いや、真横という表現が正しいかな?)より見る。
ラウンドしたトップチューブが美しい線の細いクロモリフレーム。

FatBikeのイメージってアルミやカーボンモデルはもちろん、チタンでさえも大径のパイプとフレーミングで少しモッタリしている印象があって、自分はあまり好きになれなかったのですが、このフレームはそれらとは違い、スッキリさわやかに組めそうな気がしましたよ(笑

数々の弊害

retrotec twin top fatbike

FatBikeを組むにあたり、いろいろ調べていくうちに、まずぶつかった壁が「黒いパーツばっかり」という事実。
スッキリさわやかに組む=極力黒パーツを排除することだと勝手に思っているので(笑

特に一番苦労したのが上の写真のクランクまわりでしょうか。
5.0インチクラスのタイヤを飲み込むフレームは足回りのクリアランスが相当シビアです。
選択肢は5.0インチクラスのメーカー完成車についているようなクランクセットしか無く、これが最初の絶望でした。
結果、BMX用のクランクアームでめちゃくちゃ長いスピンドルで対応。
一体何に使うの?っていう長さでしたよ(笑

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こんな感じでprofileのクランクセットに同社のスパイダーアーム+wolftoothのナローワイドチェーンリングという組み合わせがバシッと決まりました。
スパイダーアーム(BMXのクランクに5ピンタイプのチェーンリングをつける為のアダプター的パーツ)とチェーンリングは黒だけど、この程度は全然気になりませんし、むしろ締まるのでは。

フロントハブがない

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フロントのエンド巾が135mmと、ハブもなかなかありませんでした。
最終手段としてはマウンテンバイクやCX用のリアハブが転用できるのではと考えましたが、そういうのはとにかく最後です。
これに関しては廃盤になったPAULのハブが東京の某BLUE LUGさんにありましたので、見つけた瞬間購入しました。

リアハブもない

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5.0インチクラスのFatBikeはリアハブの幅もとっても広く、なんと197mm。
もうね、全然ないんす。

フロントハブで使ったPAULでけっこう前に作っていたみたいなんですが、廃盤で、これに関しては見つけられず。
あとはINDUSTRY NINEくらいかな?と思っていた矢先、アメリカのONYXというBMXのレーシングハブメーカーがなんと197mmも作っていることが判明。

ミズタニ自転車株式会社

ミズタニ自転車株式会社のWEBサイトへようこそ。ロードバイクやMTB等のスポーツバイク関連商品を取り扱う自転車輸入業社で…

こちら、けっこういい値段するんですが、豊富なカスタムカラー(シルバーにしたけど)と独特のクラッチシステムでホイールを空転させても無音なんです。
漕ぎ味も独特で全く遊びがありません。これに関しては、ぜひ僕のバイクを乗って体感してみてほしいと思っています。

ロード用なども作っているので予算許せば僕のバイクのリアハブ全部ONYXにしたいです。

フレームがちょっとデカい

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これは分かっていて購入したんですが、僕の背丈からすると少しトップチューブが長いです。
トップチューブ長いぞ問題については、僕が普段乗るサイズよりワンサイズ上のFatBikeを乗ってる諸先輩に跨らせてもらったりして、ステム長さとアメリカのフレームビルダー、Jones Bikeが作っているJones barを使うことにより問題なくポジション出せました。

大丈夫という確信のもとパーツ集めをしましたが、組み上がるまではドキドキでしたね(笑

その他余談ですが

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あとは余談ですが、selle anatomicaの座り心地が非常に良いです。
革サドルフリークとして気になっていたサドルではありましが、思いのほか一瞬でお尻にフィットしてくれます。

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シフターは頑張りすぎないサムシフター。ちなみに10速です。

グリップはバーテープを巻いてニスを塗ってます。
グリップが効くようにセイル用の紐を巻きつけているのがポイント。
このあたりはBLUE LUGさんを参考にさせていただきました。

BLUE LUG BLOG

上馬店ピットから谷です。 本日はカスタム日記。日々ピットで思うこと、組み付けの細々したものをTIPS的に書きます。 この…

でもバーテープにニスを塗り始めたのは僕の方が早いんだぞ(意地っ張り)

というわけで

retrotec twin top fatbike

というわけで、僕としてはかなり満足な仕上りになりました。

既存のFatBikeのイメージをうまく払拭できたのではないでしょうか。

あとはたくさん遊ぶだけなんですが、今年の秋の試験が終わるまでとりあえずお預けですかね。

ブログもなんとか週一くらいでは更新したいな、と思ってはいるのですが…

それではまた!

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